自然から学ぶ「津波から読む成功の考え方」

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出典:http://i.gzn.jp

海の波を考えてみよう。

太平洋の真ん中の水深が深いところでは、波はジェット機並みのスピードで進む。

だから南米のチリで地震が起きると、翌日には日本で津波が起きる。

だからといって、水の粒子がそのスピードでチリから日本へ運ばれてくるのではない。

粒子じたいは一ヶ所でぐるぐる回っているだけだ。

それでは何が運ばれてくるかというと、エネルギーだ。

津波の巨大なエネルギーが、ジェット機並みのスピードで運ばれてくるのだ。

そのエネルギーは、粒子の位置の高さのエネルギーと、スピードのエネルギーとして、それを互いにやりとりしながら進んでくる。

波のピークでは高さのエネルギーが最高だが、スピードのエネルギーはゼロだ。

波の谷間の部分は、高さのエネルギーがゼロで、スピードのエネルギーが最大だ。

だから、一見すると、波には山と谷があるが、両方のエネルギーを合計すると、どこでも同じなのだ。

運命も同じようなものだ。

一見すると、山があったり谷があったり、周期性があるのだが、総エネルギーとしてはいつも同じである。

好運も不運も一緒になって、ひたひたと押し寄せてくるのだ。

「運命を変えたい」というメッセージの中には、谷を逃れて山に行きたいという思いが込められている。

それは無理な相談だ。

考えてみればすぐにわかる。

谷がなく山だけの波があるはずがないのだから。

引用:「運命の法則」天外伺朗 著
飛鳥出版