座右の寓話

町にある市場でロバを売るため、親子とロバが田舎道を歩いていた。 すると、道ばたで井戸水を汲んでいた女の子たちがそれを見て言った。 「なんて馬鹿な人たちでしょう。どっちか一人がロバに乗ればいいのにさあ。二人ともほこりをかぶってとぼとぼ歩いてい […]

スヌーピー物語

かつて、ミネソタ州にスパーキーと呼ばれていた少年がいた。 少年は中学、高校と勉強はからきしダメで、スポーツも不得意だったが、絵を描くことだけは大好きだった。 理髪師だった父親が新聞の漫画を愛好していた影響で、将来は世界的な漫画家になるという […]

捨てられない人

苦しみから抜け出せないでセラピーに来る人に、 よく私はこんな話をする。 男が一人、片手に大きな石を持って、 泳いで川を渡ろうとしてました。 川の中ほどまで来たところで、男が危険な状態におちいっているのが、 岸にいた人たちに見えました。 息を […]

クリスマス・キャロル

クリスマスをはじめ、人々に幸せをもたらすあらゆるものを嫌悪している、無慈悲で、しみったれで、どん欲で、守銭奴の代名詞のようにいわれる男スクルージ。 チャールズ・ディケンズの名作『クリスマス・キャロル』の主人公、エベニーザ・スクルージだ。 あ […]

奇跡の起こし方

一羽のオウムがエサを探して奥山で道に迷ってしまいました。 迷っていると、この奥山の鳥や獣たちが出てきて、 「明日送ってあげるから、僕たちのねぐらにおいで」 と、言って、食べ物も、あたたかいねぐらも、 さらに、一緒にオウムを囲むように寝てくれ […]

九州に一人の新聞配達の少年がいました。

九州に一人の新聞配達の少年がいました。 近所で遊んでいる子どもは、いつも彼を見たら石を投げたりしていじめました。 あるとき、石がほんとうに当たってしまいます。 すると、少年は石を投げた子どものところに行って、「おれが何か悪いことをしたか」と […]

アンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼス

何かをしたいという強い願望があっても、 社会的もしくは経済的制約のために実現できないことはいくらもある。 類いまれな才能の活路を閉ざされていた期間の長さでは、 アンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼスの右にでるものはいないだろう。 彼女は、 […]

人生ピンチのとき…

32歳のその女性は実家に帰省するため、1歳の幼子を連れて新幹線に乗った。 自由席の車両に乗り込んだが、車内は満席だった。 リュックを背負い、スーツケースを持ち、さらに子供を抱いていた。 女性はデッキに座り込んだ。 そんな彼女に「こっちにいら […]

パンツ一丁の男の品の良さ

昔、ある男が「顔は一年中、裸で過ごしても大丈夫なんだから、体も鍛えれば一年中、裸で過ごせる」と言って、冬の寒い日でもパンツ1枚で過ごしていました。 その人のことが話題になって、新聞社が男性のところに取材に来たんです。 そこでその人の家の部屋 […]

なにかわたしにでもできることはないか

“なにかわたしにでもできることはないか” 清家直子さんは ある日考えた 彼女は全身関節炎で もう十年以上寝たきり 医者からも見放され 自分も自分を見捨てていた その清家さんが ある日ふと そう考えたのである 彼女は天啓のように 点字のことを […]

砂漠で迷い、脱水状態で死にかけている男の話

砂漠で迷い、脱水状態で死にかけている男の話がある。 やっとの思いで空き家にたどり着くと、その荒れ果てた、窓のない、雨風にさらされた掘っ立て小屋の外にポンプがあった。 「やった、水だ!」と彼は思った。 そして、よろめきながらそこまで行くと、す […]

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