ダイヤモンドを探せ

昔、インダス川のほとりに、ひとりの年老いたペルシャ人老人が住んでいました。 名前をアリ・ラフェッドと言います。 アリはとても広い農場を持っていて、美しい妻にかわいい子どもと、なに不自由ない暮らしをしていました。 ある日、ひとりの僧侶がやって […]

座右の寓話

町にある市場でロバを売るため、親子とロバが田舎道を歩いていた。 すると、道ばたで井戸水を汲んでいた女の子たちがそれを見て言った。 「なんて馬鹿な人たちでしょう。どっちか一人がロバに乗ればいいのにさあ。二人ともほこりをかぶってとぼとぼ歩いてい […]

山が高ければ成功する確率が上がる理由

昔、江州(ごうしゅう・現在の滋賀県)の商人と他国の商人が、二人で一緒に碓氷(うすい)の峠道を登っていた。 焼けつくような暑さの中、重い荷物を山ほど背負って険しい坂を登っていくのは、本当に苦しいことだった。 途中、木陰に荷物を下ろして休んでい […]

小林正観「ないものねだり」

海に魚が泳いでいました。 この魚は、生まれてから一度も海の外に出たことがないため、「海を見てみたい」と願い、念じました。 その魚が泳いでいる岸辺に、人が座り、釣り糸を垂らしました。 魚は、「このエサに食いついてみれば、きっと『海』が見られる […]

座右の寓話

穀物を売り買いする商人のところで、モイシュという名前の若い男が働いていた。 賃金は週に2ズウォッティ(ポーランドのお金の単位)だった。 長いことそこで働いてきたモイシュは、あるとき「自分の賃金はなぜこんなに少ないのか?」と主人に聞いた。 「 […]

インドの寓話「王様の難題、あなたならどうしますか?」

昔々、とある国の王さまが自分の後継者を決めるために、3人の王子を呼んでこう言いつけました。 「自分の宮殿を1週間以内に何かでいっぱいにしてみよ。ただし、おまえたちが使えるコインは1枚だけだ」 3人の王子たちは、その難題に頭を抱えました。 3 […]

ブドウ畑の主人

聖書には、天国はブドウ畑のようなものがある、という話があります。神をブドウ畑の主人になぞらえています。 あるとき、ブドウ畑の主人は、朝の六時ごろ市場に行って、労働者を雇います。 一デナリの日当で働かないかといって人を集めました。一デナリは一 […]

やなせたかし「スーパーマンとアンパンマン」

戦争が終わると、アメリカからスーパーマンというヒーローが登場した。 テレビ放送が始まると、月光仮面やウルトラマンなども出てきた。けれど、彼らは飢えた人を助けに行くことは全然しない。 することといえば、敵対する悪人や怪獣をやっつけることだ。 […]

「北風と太陽」から学ぶ人間関係のつくり方

北風と太陽の話を思い出してほしい。 北風は、冷たい風をピューピューと吹きつけても旅人のマントを吹き飛ばすことはできなかった。 それと同じく、語気を荒らげて意見をぶつけても、 相手の心の壁を取り払うことはできないのである。 ポカポカと相手の心 […]

二人の娘を持つ母親がいた話

二人の娘を持つ母親がいた。 娘はそれぞれ傘屋と下駄屋に嫁いで行った。 さて、母親は雨がふると下駄が売れないといって心配し、 晴れれば傘が売れないといって心配し、 心休まることがなかった。 ある人が見かねて、母親にこう言ったものである。 「お […]

「野鴨の哲学」から学ぶ日本人が失ったもの

デンマーク郊外のジーランドという湖に一人の善良な老人が住んでいました。 老人は毎年遠くから飛んでくる野鴨(のがも)たちにおいしい餌を与えて餌付けをしました。 するとだんだん鴨たちは考え始めるのです。 こんなに景色がいい湖で、こんなにおいしい […]

神様はありがとうに反応する??

古事記の中にある「天岩戸(あまのいわと)開き」という話の中に、神様の性質が隠されています。 それは次のような話です。 「須佐之男命(すさのおのみこと)の乱暴な行動に怒り、天照大神(あまてらすおおみかみ)は天岩戸に閉じこもってしまいました。 […]

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