司馬遼太郎「21世紀に生きる君たちへ」

21世紀に生きる君たちへ(司馬遼太郎) 私は、歴史小説を書いてきた。もともと歴史が好きなのである。 両親を愛するようにして、歴史を愛している。 歴史とはなんでしょう、と聞かれるとき、 「それは、大きな世界です。かって存在した何億という人生が […]

司馬遼太郎「人間というもの」

「豊臣秀吉も徳川家康も、だまっていてもどこか愛嬌(あいきょう)のある男だった。 明智光秀は智謀こそそのふたりよりすぐれていたかもしれないが、人に慕(した)い寄られる愛嬌がなかったために天下をとれなかった。 英雄とは、そうしたものだ。 たとえ […]