
多くの人は、本当に絶好調じゃないと「絶好調」と言ってはいけないと思っているでしょう?
それは、間違いなんです。
一人さんは風邪で熱があっても、たとえば仕事に行き詰まったとしても、
『絶好調だ、今日は調子いいね』
と言います。
普通の人は100%調子がいいときに「絶好調」って言うんだよね。
でも、一人さんの「絶好調」は20%以上って決めています。
だから、毎日が絶好調なんです(笑)。
言葉には、霊(=たましい)が宿っているもの。
これを言霊(ことだま)というのですが、いい言葉を言っていると、その言葉どおりに物事が動いていきます。
「絶好調」と言うと自然に、絶好調なパワーが湧いてくるものなんです。
特に「絶好調」は病気をしたときに使うといい。
「つらい」「痛い」と言っていても病気がよくなるはずがありません。
「絶好調」「絶好調」って言っていればね、病気も勘違いして、「なんだ、この人元気なんだ」って逃げていくものなんです。
仕事だって、同じこと。
一人さんのように「絶好調」「絶好調」って言っていると、「絶好調」の人が集まってきて、「絶不調」は逃げてしまう(笑)。
現に一人さんの会社は、バブルのときも不景気が続いたときも、右肩上がりで業績を伸ばしています。
気づけば、自然と仕事もお金もやってくるのです。
ここで、いいことを教えましょう。
仕事で評価されていないと思うときは、いつもより大きな声で話すといい。
私の経験からすると「ドレミファソラシド」の「ソ」の音が、ちょどいい音程なんです。
今から、ソの音で、
『絶好調、いいね』
って言ってみてください。
見違えるように、どんどん、絶好調になっていくから。
『斎藤一人お金の神様に好かれる人のスゴい口ぐせ』宝島社
![]() |