
一人さんは言います。
「気に入ったものをひいきにしてしまうのは、しようがない。
それなのに、
「あいつばっかりかわいがられて、おれには冷たい」
と思っちゃいけない。
それはあんたがいけないの。
冷たくされるのは、あんたがかわいくないからだよ」
これは、平等でないことを嘆く前に、
現実を変えたほうがいいという意味です。
自分が嫌だと思うことが起こっているのは、
実は、自分自身に原因があるかもしれない。
態度が悪いのかもしれないし、
性格に問題があるのかもしれない。
あるいは、
いつも一言多いなどという些細なことが原因かも知れない。
そのことをよく考えるべきということです。
つまり、
自分がかわいがられたければ、
不平を言うよりも、
かわいがられるように自分を変えたほうがいいということなのです。
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出典
[斎藤一人のツキを呼ぶ言葉]
清水 克衛,小俣 貫太 著
東洋経済新報社 より
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