
【失敗をバネにできるかどうかは自分次第】
野心家は途方もない幸福を得ようといつでも何かを追い続けている。
しかし本当に幸せを感じているのは、実はその多忙さなのだ。
そして失意のうちにあり不幸な時も、その不幸に幸せを感じている。
その失意を糧にできると思っているからだ。
何がその人にとっての糧になるかは、その人が糧になると思うかどうかで決まるのである。
【悲しみの言葉を発すると もっと悲しくなる】
言葉はそれ自体が強い力を持っている。
不幸を嘆く言葉を発すれば悲しみを助長し、悲しみを大きくする。
マントのように悲しみがすべてを覆ってしまう。
悲しみを感じて発したはずの言葉が、いつしか新たな悲しみを生み出してしまうのだ。
原因と結果の逆転が起こるのである。
_______
「幸せを呼ぶ言葉」
〜アラン「幸福論」笑顔の方法〜
角川書店より
![]() |