
他人にどう見られているか、他人からどう評価されているかは、いつも気になることです。
ほめられればうれしいし、けなされれば哀しい。
嫌われれば悲観し、好かれていれば心は安らかです。
尊敬されれば生きる勇気が与えられ、反対に軽蔑されたり、無視されれば、生きる自信まで失ってしまう。それが人間なのです。
しかし、他人の評価とは別に、「自分」が存在することも忘れてはなりません。
他人の評価には、たしかに的確なものもあり、それに謙虚に耳を傾けることも重要です。
しかし、他人の評価がすべてではないことも知るべきです。
他人も不完全な人間だからです。
「人見るもよし
人見ざるもよし
我は咲くなり」
(武者小路実篤)
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引用:「幸せはあなたの心が決める」
渡辺和子 著
PHPより
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