
「何かを得ようとしたら、何かを手放さなくてはいけない」
ということは多くあるものです。
一つを選べば、他は捨てるということになります。
さあ、その時にどう考えればいいでしょうか?
せっかく手をしたものを、
一時的にせよ手放すのだと考えると、イヤになってしまいます。
そう、
もともと生まれてきた時、
この世にたった一人で
誕生した時には、
誰1人、何もなかったのです。
あったのは無形の「家族の愛」位のもので、
何も持たずに生まれてきたはずです。
だから、もとに戻ると思ったなら、
何も恐れることはないし、
本当はイヤになったりしなくていいということになります。
あなたも、「あるものを捨てる」などと考えると、
人生やりきれなくなってしまいます。
もともと何もないのが原点。
あとは、オマケであり、もうけものと思ったら、
グーンと楽になるはずです。
引用:2000年語り継がれる!人生に幸せをもたらす物語
箱田忠昭 著
フォレスト出版
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