悪魔とのおしゃべり

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パンチ いいため話
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「右手が欲しい」という願いをどうしても叶えたいなら、まずはそいつの右手を1回へし折るしかないよな?

そういうことだ。

願いを叶えるためには、「その願いが叶っていない状態」が絶対に必要になるのさ。

まだ叶っていないからこそ、【夢を叶える】ことができるんだから。

・・・。

あれ・・・。

となると・・・。

「幸せになりたい」と願うこと、その本人の夢を叶えるために、「今、幸せじゃない」という現実が目の前に用意されてしまう・・・。

そうか。閣下はこのことを、まちがった〔願いのシステム〕って言っていたのか・・・。

「お金が欲しい」と願ったせいで、【お金がない現実】が。

「立派になりたい」と願ったせいで、【立派じゃない自分】が。

本人の願いを叶えるために、目の前に叶っていない「現実」が用意されていたのか。

そして本人だけが、「目の前にすでに叶っている」というそのシステムに気づけていない。

(中略)

「有名になりたい」と願う人の前では、【有名になりたい】がちゃんと叶っている。

「彼女が欲しい」と願う人の前では、【彼女が欲しい】がちゃんと叶っている。

例外なく全員が、目の前で願いを叶えて続けているのに、本人たちは誰もその事実に気づけていない。

「自分の願いは叶っていない」とすら言う。

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悪魔とのおしゃべり

さとうみつろう 著

サンマーク出版