
人をほめることで、どんどん、よいエネルギーが入ってきます。
裏を返せば、人は、どれほどほめられる機会が少ないか、ということなのかもしれません。
ほめられる機会が少ないからこそ、人は、ほめられるとうれしいんです。
そうやってまた1つ、楽しい波動が広がるんですね。
昔、私が好きだった映画で、主人公が、ブティックの店員に手を回して、意中の女性をほめさせるシーンがあります。
店員が、「どれくらいほめればいいの?」と聞くと、主人公は、「歯が浮くほど」と答えます。
ところが、一人さんの手にかかると、もっとすごいことになっちゃいます。
「よく人は、
『またぁ~、“歯が浮く”ようなお世辞言ってぇ~。お世辞言っても何も出ないわよ!』
とか言うけど、“歯が浮く”程度だからダメなんだ。
どうせ言うなら『歯が抜け落ちるほど』じゃないと(笑)」
歯が抜け落ちるくらいほめて、ほめ抜く。
これは、一種のトレーニングなんです。
「笑顔が素敵ですね~!」「いい感じですね~!」
ぜひ、試してみてくださいね。
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斎藤一人 大開運 人生を楽しむ仕組み
斎藤一人 著
千葉純一 著
Gakken
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