
愛というのは、
「好きだ」という感情の問題ではありません。
行動で、あるいは知恵を与えて、
その人が本当に人間らしく成長していくために、
サポートするのが愛の働きです。
無条件の愛に触れた人は、
自分の弱さを受け容れることができるし、
人間らしく成長していく力を育てることができます。
それが愛の本質なのです。
自分のことにとらわれないで、
「ああよかったね」と一緒に喜び、
悲しいときは、自分がそうなったらどうしようなどと思わず、
「ああ、辛いんだねぇ」と悲しみを共有する。
愛の本質は、そんな静かな安らぎのような一体感なのです。
引用:「愛」は伝わっていますか
鈴木 秀子 著
講談社
![]() |