
対立は争いではない。
「自分がどれほど相手を大切にし、思いやりを持ち、
支援もして、お互いの関係がどれほど絶対的に素晴らしいものであっても、
対立は起こるのですよ」
とよく講座の中で口にします。
対立は、「問題」であり、解決できる。
対立を「争い」と定義すると、間違います。
争いには、勝つか負けるかしかありません。
対立に対しても、ほとんどの人はまったく同じに対応します。
ときには勝ち、ときには負けを経験し、
そこで求められる戦略は、負けを最小に抑える方法です。
しかしながら、
対立を「問題」として定義すれば扱い方が違ってきます。
問題は解決できるのですから。
(出典[ゴードン博士の人間関係をよくする本] トマス ゴードン 著 大和書房 より)
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