
たとえば、アメリカでは、
子供をスイミングスクールなどに送り出すときには、
「いい時間を過ごしてね。楽しんできてね」
(ハブ・ア・ナイス・タイム、エンジョイ!)
と言います。
ところが日本の親は決まって「頑張ってね」です。
そして帰ってきた子供に、アメリカの親は、
「楽しかった?」と聞くのに対し、
日本の親は、
「どう、進んだ?」と言って、
まず成果を問題にしようとします。
そこにあるのは、
スイミングを楽しんでねという発想はなく、
どのくらい泳げるようになったかという、
成果を求める気持ちなのです。
引用:親が変われば子は変わる!
濤川 栄太 ,高橋史朗 著
扶桑社
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