人を動かしたい

人を動かす いいため話
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人を動かしたいなら、人間の本性に逆らうのではなく、人間の本性に合ったやり方を選択しなければならない。

もしも相手に対して「そんな考えは馬鹿げている」などと言おうものなら、相手はそれを必死になって正当化しようとする。

相手の立場を批判すると、相手は面子を保たなければならない。

脅迫めいた言い方をすると、相手はあなたの考えが正しいと内心思っていても頑なに心を閉ざしてしまう。

人間の最強の本能のひとつは「自己保存」である。

つまり、自分の肉体と精神を守ることだ。

私たちは自分を守るために、どの考えを受け入れるかに慎重を期す。

だから自分の信念に反する考えには耳を貸そうとしない。

自分の考えを受け入れてほしいなら、相手の潜在意識に働きかけなければならない。

なぜなら、潜在意識が受け入れないかぎり、人々は他人の考えを本気で受け入れないからだ。

ここで、ある格言を紹介しよう。

それは「意に反する考えを押しつけられても、その人の考えは変わらない」という言葉だ。

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人を動かす原則

レス・ギブリン 著

弓場 隆 訳

ディスカヴァー