
話すだけで気が滅入り、エネルギーを奪ってしまう人、
というのはどこにでもいるものです。
ところが一方では、話すと気分がよくなり、元気を与えてくれる人もいます。
多少、気分が落ち込んでいても、
会うとホッとし、話すほどに元気がわいてきます。
彼らはいったい何が違うのでしょう。
話している話題そのものは似たようなものなのです。
実は、その1番の違いは使っている「言葉」にあります。
元気をくれる人は「明るい言葉」を多用し、
逆に元気を奪う人は、
気が滅入るような「暗い言葉」を多く使います。
だからこそ同じような話題を話していても、
受ける印象はまったく逆のものになるのです。
「会うと元気になる人」と逆に「エネルギーを奪う人」は使う言葉が違うのです。
「明るい言葉」は自分の気持ちを明るくし、周囲を明るくする。
「明るい言葉」を話すことで、感情を前向きにすることができる。
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出典
[EQ こころの鍛え方]
高山 直 著
東洋経済新報社 より
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