
自分ではよかれと思ってしたことが、
他の人にはそうとは受け取ってもらえないことが多い。
われわれの人間関係には、
いつもこの問題が大きく横たわっている。
われわれは、常に自分の思いと人の思いが違っていることを考えていなければならない。
たとえ、理不尽な叱り方をされたときでも、
自分の言動を振り返ってみる必要がある。
自分は正しいと思っていることでも、
実はそうでないことに気づかされることが多々あるからである。
叱られるということを、
自分を知る手段の一つとしてとらえてみると、
叱られたことに価値を見いだすことができる。
叱られて、はじめて見えない自分が見えてくるのである。
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出典
[叱り方・ほめ方・教え方100の鉄則]
高嶌 幸広 著
ディスカヴァー・トゥエンティワン より
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