
水の入ったコップに自分がプカプカ浮いているとしましょう。
水は、後輩や部下たちです。
水を注げば水位の上昇とともに勝手に自分も上がります。
自分を慕う後輩や部下が多ければ多いほど、勝手に自分は上がっていくわけです。
しかも、自分が後輩や部下を増やせば増やすほど、自分についてきた人は一緒にどんどん上がれます。
ウィンウィンの関係なのです。
一方で、後輩や部下を潰すというのは、コップの水を減らして水がなくなれば、自分しかいなくなるのでトップになれるという考え方。
しかし、それでは自分も下がってしまい、他のコップと比べたら、自分は一番下にいたということになってしまいます。
これはあきらかに損であることがわかりますよね?
会社という大きな枠で見ても、勢いのある人の邪魔をしたら停滞を招きます。
勢いがある人には、どんどん勢いをつけてもらって、会社や社会を引っ張ってもらったらいいのです。
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お金と運に好かれる人、一生好かれない人
大城太 著
宝島社
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