
私たちがサプライズだと感じるのは、心が安心しきっているときです。
「何もないだろうな」と思い込んでいるときにこそ、心が動くのだといえます。
ここで1つ考えてみていただきたいのですが、あなたはなぜサプライズをしたいと思うのでしょうか?
相手を驚かせたいから?
それとも、サプライズを成功させて「すごい」と相手に思われたいからでしょうか?
嫌われる男はつい、サプライズを「相手の心をつかむ技術」と考えてしまいます。
結果、的外れな演出や派手なプレゼントを送ってしまい、女性の気持ちを高めることができません。
モテる男は、まるで、その人が素敵な物語の主人公のようだと相手に思わせるように、サプライズをします。
(中略)
モテる男は「どうすれば相手がもっと喜ぶか?」ということを「想像」しているのです。
相手が感じる「痛み」(変わらない日常生活への不満)や「期待」(私もドラマの主人公のようなシーンを体験したいという思い)を想像します。
場合によっては、雑誌や本や周辺の人にリサーチをするのです。
そして、それを解消してあげるように演出します。
「こんなこと起きたらいいな」と相手が思うことだったり、「まさかそんなことは自分には起きないだろう」というポイントを攻めるのです。
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「モテる男」と「嫌われる男」の習慣
今井 翔 著
明日香出版社
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