現代人に欠けてる「真の強さ」ってナニ?

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命がけ いいため話
画像:tabi-labo.com

昔から武士たちは戦に出る前にお茶を一服いただきました。

もうこれで死ぬかもしれん、あるいはまた生きて戻ってこられるかもしれん。

そう思い、お茶をしっかりと喫したものです。

死を覚悟する、そのときに茶の湯が使われました。

死んでもいい、生き残ってもいい。

それを天にまかせる。

死とはこういうものであると受け入れた瞬間に、人は恐れるものがなくなります。

恐れるものが何もない状態ですから、これほど強いものはございません。

そしてひとたび戦場に出れば誰よりも強さを発揮します。

けれども、戦が終わればすっと慈悲の世界に入る。

これが本当の強さです。

強さというのは力の強さでも、単なる気の強さでもありません。

禅の中で正常な鍛え方をした先に真の強さがあります。

現代人にはこの強さが必要であると、私には思えるのです。

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「耆に学ぶ」

清水克衛 執行草舟 吉田晋彩 西田文郎 寺田一清 (著)

エイチエスより