
海に情熱をかける一人の男の話
1962年。
その男は一人、西宮からヨットで太平洋へ繰り出した。
「今から太平洋を一人で、このヨットで横断してみせる!」
その男が心に秘めた情熱だった。
そんなのできるわけがない!
ありえない!
しかし。。。
彼はサンフランシスコに着いてしまったのです。
「やってやれないことはない
やらずにできるわけがない」
1人でヨットで太平洋横断しちゃった伝説の人
彼の名は
[堀江謙一]
しかし、それは犯罪であった。
当時はヨットによる出国が認められていなかたので
密出国になるのである。
偉業を成し遂げたもののそれは立派な犯罪。
日本では非難が殺到することに・・・
しかし、当時のサンフランシスコ市長は、こうコメントを残す。
「コロンブスはパスポートを持っていたかね?」
そう言って彼の挑戦に敬意を払い、
彼を名誉市民として受け入れたのである。
日本国内でのマスコミも手のひらを返すように
堀江の偉業を称えるものに変化したと・・・。
海洋冒険家。
[堀江謙一]
1938年、大阪生まれ。
1960年、23歳で日本人として初めて単独での太平洋横断航海に成功。
その後も単独無寄港世界一周(1974年、西回り)、縦回り世界一周(1978~1982年)、足漕ぎボートによるハワイ~沖縄間航海(1992~1993年)など、数々の挑戦を成功させる。
2004年10月1日、船体およびセールにリサイクル材を使用したヨット「SUNTORY マーメイド号」に乗り込み、東回りで単独無寄港世界一周の旅に出発。
2005年6月7日無事帰還、世界で2人目の東西両周りでの単独無寄港世界一周を成し遂げた。
引用:ブログ「周防 灘の凪を望んで」
http://plaza.rakuten.co.jp/
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