
「ありがとう」が、いい言葉でポジティブになれることは誰もが認めています。
でも、なかなか使う機会がない、と思うのも事実です。
「ありがとう」を自然に口から出せるようになり、口癖にできる練習方法があります。
それがコレ!
コンビニで買い物をしたとき、レジでニッコリ笑って、「ありがとう」と言ってお金を支払うのです。
本来は「ありがとうございました」と言うのはお店の店員さんの方です。
そんなとき、相手よりも先に、こちらが言うのです。
「え!?」と驚いて、戸惑いながらも慌てて、「あ、ありがとうございます」と返事をするアルバイトさんもいます。
タクシーを利用するときも同じ。
乗車してすぐに、「助かりました。ありがとう」。
運転手さんは、日頃からお客さんとのトラブルで疲れています。
そのため、「何て、上品な人なんだろう」と心の中で感心してくれます。
もちろん、降車するときにも、「ありがとう」と言う。
レストランでの食事も同じです。
こちらは、お金を払うということで、相手よりもエライ(?)立場かもしれませんが、それでも「ありがとう」と言う。
「物を買わせてくれて、ありがとう」
「食べさせてくれて、ありがとう」と。
これが、自然に言えるようになると、知らぬ間に「生き方」そのものが変わります。
いつも誰にでも感謝できることで、心に余裕ができます。
幸福感で満たされて、明るくなるのです。
大阪では、これが日常的に行われています。
商店街で買い物をすると、お客さんが「おおきに」と言います。
だから、大阪のオバチャンはポジティブで元気なのかもしれませんね。
「ポジティブ練習帳」同文館出版
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