
あと出しじゃんけんで勝ってくださいと言うと、約8割の人が勝ちます。
ところが、負けてくださいと言うと負けられる人は約4割です。
あと出しじゃんけんで勝つも負けるも情報の処理量は一緒なのに、なぜ負けられないのでしょう。
それは、私たちが勝つ訓練ばかりやってきたからです。
相手に勝とうとすると相手を読み取ることはできません。
けれど、負けようと思っていると普段使っていない85%の脳細胞が目覚めて潜在能力が働き、相手を読み取ることができます。
ある種の超能力です。
勝とうと思うと緊張するためベータ波が出ます。
しかし「負けてもいいんだ、勝つ意味は全然ないよ、いやむしろ負けちゃおう」という方向へいくと緊張しないので、アルファ―波やシーター波が出ます。
このように勝とうと思わずに負けようと思っていると、実は超能力を日常的に使えるようになるようです。
『感謝ではじまる幸せの習慣』宝島社
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