
人間関係も、出来事も、みんな見る方向、見る距離、見るときによって、千差万別の様相を呈します。
その意味では、あなたはあなたの目だけを信じてはいけません。
あなたの目はいくらたしかだと思えても、
あなたの目から見えるのとはまた別の姿があることを忘れては損です。
人格や性格って、相手によって違って映るんです。
場面によっても違って映るんです。
だから固定した「この人はこうでしかない」という人格や性格なんて、本当はないんです。
たしかに「あの人ってそういう人だよね」と
多くの人が認める平均的な人格や性格ってありますよね。
でもその平気的なところを期待していて裏切られたり、
逆に思っていた以上に素晴らしい人だったりということは、
これまでにだってたくさんあったでしょう?
物事って、決して決めつけることができないということです。
見る場面、見る方向、見る距離によって、
物事の様相も、人の人格や性格も、みんな違ってしまうということなんです。
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出典
[ありのままの自分を愛してあげよう]
金盛 浦子 著
大和出版 より
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