
私たちの脳は、自らを変化・成長させていくことができる力を持っています。
この力を、「可塑性(かそせい)」といいます。
何かを突き詰めれば突き詰めるほど、脳の可塑性を高めることができる。
つまり、他の分野についても脳を成長させやすくなる、という特徴があるのです。
突き詰めるものは、何でもかまいません。
お絵描きでも、かけっこでも、ピアノでも、パズルでも、子供が時間を忘れて取り組んでいるもの、好奇心を持っているものがあるなら、それをさせてあげる。
それが、脳の成長にはプラスとなるでしょう。
つまり、好奇心を持って何かに取り組めた子は、自然と賢く、頭もよくなるのです。
「勉強ができる子」ではなく「頭がいい子」を育てる。
テストの点数などは、本質ではありません。
好奇心が旺盛であれば、成績は後からついてくるものです。
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「賢い子」に育てる究極のコツ
瀧 靖之 著
文響社より
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