
「違いをわかる」ことが、私たち日本人の課題なのかもしれません。
「違っているのは悪いことだ」と思い込んでいる人の、何と多いことでしょうか。
いじめの問題の根っこにあるのは、まさに、このような思い込みでしょう。
ではなぜ、自分とは違うことを認めることができず、
違いを「悪いこと」と思ってしまうのでしょうか。
違う部分はときに自分の理解を超えています。
理解するには、少し努力して頭を働かせなければなりません。
人生経験や勉強、そして豊かな創造力も必要です。
それが面倒で「違うのは悪いこと」と決めつけ、
思考を停止させ、感性を鈍らせてしまうのです。
認めようとしなくても、事実は明らかに違う。
人間は皆、違うのです。
100人いれば100の個性があります。
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出典
[自分の気持ちを素直に伝える52のレッスン]
平木 典子 著
大和出版 より
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