
ひとりの人間はどの面からみるかによって
同じ人でもずいぶんイメージが違ってくるものです。
私はいつからか心の中に、
「短所→長所変換辞典」を持つようになりました。
例えば、
「おしゃべり→話術がすぐれている・表現力がある・開放的・社交的」
「がんこ→信念がある・意思が強い」
「臆病→慎重・計画性がある」
「暗い、陰気→おとなしい・もの静か」
「行動がのろい→落ち着いている」
「優柔不断→柔軟性がある」
「だらしがない→おおらか」
「甘えん坊→人に近づき名人」
自分の性格を悪いとか嫌いだとか思って悩んでいる人がいますが、
悩んでも変わるわけではありません。
それより、悩むエネルギーをよい面を磨くことに使えば、
自然とバランスのよい性格に変わっていくと思います。
~~~
出典
[あなたはひとりで悩みすぎ]
榎本 千賀子 著
すずさわ書店 より
![]() |