
人間の深い本能は、
人に認められたいということもありますが、
同時に自分が誰かの役に立ちたいと願っています。
ですから、自分が誰の役にも立っていないという否定的な考えにとらわれることは、いちばん苦しいことです。
私たちがうれしいことは、
誰かの役に立っているという感覚です。
しかし私たちは、
何か大きな素晴らしいことをするのが、
誰かの役に立つことだという偏見に陥りがちです。
私たちが幸せであることは、
大きなことによってではないのです。
小さなことで人の役に立つということが人間のいちばんの幸せです。
引用:奇蹟は自分で起こす
鈴木 秀子 著
海竜社
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