
「私のような大学も出ていない年をとった無知な女でも、
まだ道端に咲いている花の名前を一日に一つぐらいは覚えることができる。
一つ名前を知れば、世界の謎が一つ解けたことになる。
その分だけ人生と世界は単純になっていく。
だからこそ、人生は楽しく、生きることは素晴らしい」
素晴らしい言葉だと思いませんか?
一日に一つずつ世界の謎が解けていく―――ココ・シャネルは、今日はどの謎が解けるのかとワクワクしながら毎日を生きていたのです。
ただたんに花の名前、草の名前を知るのではなく、そのことによって人生を彩り豊かなものにしていました。
引用:本物の教養
出口治明 著
幻冬舎新書
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