デイビッド・ハミルトン 「親切」は驚くほど体にいい!

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感謝 いいため話
画像:http://www.gatag.net/

あなたには今、何か不満がありますか?

「もう少し給料がよかったら」

「私ばかり家事をやっている」

「ネットの接続スピードがもうすこし速くならないものか」

…もちろん、よりよい人生を求める気持ちは大切です。

しかし、自分にないものばかり数えていると、幸せが逃げていってしまいます。

ある研究では、「感謝すべき出来事」を数えるグループと、「不満」を数えるグループに分け、

週の最後にそれぞれ5個リストアップする作業を10週続けてもらいました。

「感謝グループ」の人は、特別な出来事がなかった日でも、「すばらしい親に恵まれた」「友人に親切にしてもらった」

「今日も無事に朝を迎えられた」といったことを書いていました。

一方、「不満グループ」が書いたのは「お金がどんどん減っていく」「迷惑なドライバーがいた」

「キッチンが汚いのに誰も掃除をしない」「友だちを助けたのに感謝されなかった」といった内容です。

そして、10週間後に両者の幸福感を比べたところ「感謝グループ」が「不満グループ」より、25%も高くなっていました。

何を意識するかで、気持ちにここまで大きな差が出る…同じ人生を歩んでいても、心のもちようひとつで、バラ色にも灰色にも見えるのです。

さらにこの実験では、体の健康度についても調べています。

「感謝グループ」は「不満グループ」よりずっと病気の症状が少なく、しかも90分近く多く運動していました。

健やかな心は、健やかな行動も促すのでしょう。

与えられているものに感謝するだけで、心身ともに健康になっていくのです。

それだけではありません。

この研究によって、感謝の態度で「思いやり」と「利他の心」が育まれるという効用まで明らかになったのです。

実験期間中、人を助けたり精神的に支えたりしたかという質問に、

「感謝グループ」の多くの人が「イエス」と答え、友人からも、「あなたは優しくなった」といわれていました。

つまり、親切の習慣が身につき、まわりの人から好かれる温かい人になったといえます。

さあ、あなたは「感謝グループ」と「不満グループ」、どちらの生き方を選びますか?

引用:「親切」は驚くほど体にいい!
デイビッド・ハミルトン 著
飛鳥新社