
エネルギーを効果的に使うには、声と目で大きく膨らませて、腹で受け止める。
まさに「声-目-腹」の三位一体論だ。
これは弘法大師空海が「身口意(しんくい)」の「三密」と唱えたものに通じている。
「身口意」は「身=印を結ぶ」「口=真言を唱える」「意=精神を向ける」ことであるが、
現代的な解釈を当てはめるとつぎのようになる。
・身=行動=腹
・口=言葉=声
・意=思考=目
目を見開いてかなえたい願いを見つめ(思考)、
その願いを「声」に出し(言葉)、
そして「腹」を決めて動き出す(行動)。
空海は「身口意」でさとりを得ると説いたが、現代的には「行動:腹」と
「言葉:声」と「思考:目」でエネルギーを最大化して願いをかなえるわけだ。
引用:運がいいとき、「なに」が起こっているのか?
石田久二 著
サンマーク出版
![]() |