
愛されなかったことなど大した問題ではありません。
人を愛せるのは精神が成熟している人なのです。
しかし成熟していない人はこの世に大勢います。
ですから、未熟な人が多いこの世の中で、
愛されないのは、ある意味当然のことなのです。
まして、私たちに魅力がなかったとか、
どこかに問題があったとかいうこととは、
全く関係がありません。
誰でも人から愛されたい、好かれたいと願います。
しかし、愛されたいと願うばかりに、
私たちの言動や行動が、人から愛されるためのものになってしまうと、
私たちは自分自身を失います。
大切な人から愛されない…といった不安のために、
私たちはつい、架空の理想にしがみついて、
せっかく自分の中に持っていた宝物を忘れてしまうのです。
引用:さあ、たのしんで生きることを選ぼうよ
マドモアゼル愛, 高田 せい子 著
大和出版
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