
ある日、ふと気づいたのです。
運が良くなる秘訣というものが“ある!”と。
しかも、それは「特別な秘策」などではなく、むしろ何気ない毎日の行い、「作法」とその人を取り巻くエネルギーによって決まってしまう、ということがわかってきたのです。
運の悪い人に限って、何も意識せずに悪い作法をくり返し、ますますエネルギー状態を悪くしていることが多いのです。
それでは、わざわざ悪運を招いているようなものです。
逆に、運のいい人は、ふだんから良い作法をくり返しているため、エネルギーの状態が良く、「ツイてる人」になるというわけです。
たとえば、通勤電車の中でお化粧をしたり、おにぎりやパンを食べたり、道ばたやコンビニエンスストアの店先に座り込んだり。
近年、公共の場でのマナーというものが、すっかり忘れられているように思われて残念です。
なぜなら、そんなことで運気を下げている人が、ほんとうに多いからです。
かつては、公衆の面前での振舞いには、親のしつけが表れると言われていました。
親は子どもに「みっともないことをするんじゃないよ!」といって、厳しくしつけたものです。
「みっともないこと」とは、「見とうもない」、つまり、「見たくもない」ということ。
見たくもないことをしている人というのは、周囲の人からの反感を買います。
見たくもないことを見せられているのですから、不快に思って当然ですよね。
つまり、不快感を抱いた周囲の人によるマイナスエネルギーを、それこそシャワーのように浴びているようなものなのです。
「みっともない」ことは運気を下げるのです。
引用:清水祐尭 著
『風水・占いよりすごい! 開運の作法』現代書林
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