小林正観「人間関係をオールマイティーに解決する2つの方法」

いいため話 女性
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人間関係をオールマイティーに解決する方法が2つあります。

1つは、「自分のまわりの500人すべてを人格者に変えてしまうこと」。

ただ、この方法だと1人変えるのに、説得に次ぐ説得を重ねて

2年くらいはかかるので、500人を変えるには1000年かかる勘定になり

事実上これは不可能といえます。

もう1つの方法は、「自分自身が人格者になってしまうこと」です。

まわりの500人を人格者にするというのも、穏やかで

にこやかな温かい日々を得ることにはなりますが

もう1つのこの解決方法は、自分が人格者になってしまうということです。

人を変えるということは、大変なことです。

なかなか人は変わってくれませんし

しかも自分の思うようには変わってくれません。

仮に、変わってほしいと思われる人の立場から考えます。

その人にも500人の人間関係があります。

Aさんは、その人にこう変わってほしいと思う。

そのように変わったときに、今度はBさんは違う人格者になってほしいと思い

Cさんはまた別の要求をします。

500人の要求をいちいち聞いていたのでは、その人は頭がおかしくなってしまうでしょう。

ですから

「私」の思いどおりに他人を変えることはできない

ということをまず理解する必要があります。

ただ、「私」が変わることは簡単です。

なぜなら、変えるべき相手が1人だけであり、変えるべき相手が自分ですから

自分が変わりたいように変わればいいからです。

イライラしたくない、腹を立てたくない、人と争いごとをしたくない

何かを言われたときにそれをいちいち気にするような自分でありたくない

と思うのであれば、自分が希望するような、

自分にとって好ましい自分を自分が作り上げればいいわけです。

他人を変えるのは大変なことですが、自分で自分を作り変えるのは簡単です。

なぜならば、その人格でいることが、自分にとって一番心地よいのですから。

世のため人のため、まわりのために

「あなたは人格者になるべきだ」

と精神論や観念論として言っているわけではありません。

まわりの現象や出来事にいちいち過剰反応せず

いつも同じ笑顔と穏やかさで、ニコニコしながらすべての現象をとらえるということが

自分にとって一番ラクであり得なのだから、そうするといいのではありませんか

と提案しています。

引用:100%幸せな1%の人々
小林正観 著
中経出版