
人はつい、ベストのときの自分の能力を
「これが本当の自分だ」と思いがちである。
もちろん、
優れた自分を考えるのが気持ちがいいからだ。
これはいい。
しかし、ベストのときと比較して、
そこまで達しない自分、劣る自分にいら立ったりするのはやめようではないか。
ある時期、たまたま10できたのに、
いま、7か6しかできなかったとしてもいいではないか。
とにかく、いつまでもピーク時の自分にこだわって、
今の自分を責めるのはやめよう。
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出典
[「ゆっくり力」ですべてがうまくいく]
斎藤 茂太 著
新講社 より
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