
もっとも愛してる人を
もっとも傷つけてしまうというのは、
よく起こる愛の矛盾だ。
私たちはいつも相手の誤りを正し、
相手が決めたことに文句を言い、
相手が当然と思っていることに反論する。
ときには、
自分には要求しないようなきびしいことまで
相手に要求する。
愛する人にできるだけ素敵な人になって欲しいと思うのは、
悪いことではない。
だが、始終ケチばかりつけていては、
決してそうはならないだろう。
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出典
[愛するということ、愛されるということ]
レオ・バスカリア 著
三笠書房 より
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