
これからの1か月間、こんな実験をしてみよう。
職場の同僚であれ、スーパーマーケットのレジ係であれ、誰かが「気分はどうですか?」と尋ねてきたら、「最高の気分だ」とか、「絶好調!」と情熱的かつエネルギッシュに答えるのだ。
ほほ笑みを浮かべながら、そう言おう。
その時点で本当に最高の気分であるかどうかは問題ではない。
そのようになりきることが大切なのだ。
言い換えれば、よりポジティブになりたいなら、すでにそうであるかのようにふるまうのだ。
そうすれば、自分が本当にポジティブになっていることにことにまもなく気づくはずだ。
そういうセリフを口にすることに最初のうちは少し抵抗を感じるかもしれないが、心配する必要はない。
ずっと続けているうちに、やがて慣れてくる。
あなたは気分がよくなり、人びとがあなたのまわりにいたいと思うようになり、ポジティブな結果が出ることにすぐに気づくだろう。
あなたが「最高の気分だ」と言っている声が、私にはもうすぐ聞こえてきそうだ。
《本当に最高の気分でなくても、最高の気分であるようにふるまう》
『できる人とできない人の小さな違い』ディスカヴァー
![]() |