ありがとうおじさんの人生問答

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よく、「良いことをしたはずなのに悪くいわれる」ということがありますよね。

でもこれは喜びごとなのよね。

良いことをして褒(ほ)められたら、良いことをしたことが帳消しになる。

プラスマイナスゼロで終わってしまうのね。

ところが良いことをして悪く言われると、その良いことをしたことが「徳」になって残るのね。

だから良いことをする時は、人に褒められないほうがいいのね。

表彰されたりしたら損するの。

政治家でも「大臣になると、七代祟(たた)るくらい徳を失う」というのよ。

それを補うくらいの良いことをいっぱいしないと、徳切れになってしまうよね。

本当は、隠れて良いことをいっぱいするのがいい。

人に見られても、良いことをし続けて悪くいわれるほうが得をするの。

だから「徳を消さないようにしてくださった」と喜べばいいね。

そうすると、感謝が深くなる。

感謝できる人はそこまでいかないと損するよ。

だから感謝できるようになる前には、必ず、良いことをしても悪く言われる時期があっていいの。

それで徳を積ませてもらって、感謝のできる自分に変えてもらうのね。

その徳の力が、自分も幸せにするし、人も幸せにする。

輝いた自分に変わっていくのよね。

引用:ありがとうおじさん 著
『ありがとうおじさんの人生問答』致知出版社