「あなたは、そのままで◯◯だ」と言ってくれた人がいた

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宝石 いいため話
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若い時、劣等感を強く持っていて、

自分をよく見せよう見せようとしていた私に、

「あなたは、そのままで宝石だ」と言ってくれた人がいた。

人間の価値は、他人と比べてのそれではなく、

かけがえのない一人としての不動のものであることに気づかせてくれた人だった。

この言葉を聞いてからというもの、

“どうでもいい自分” が

“どうでもよくない自分”

に変わったから不思議である。

それまで、自分は単なる石ころに過ぎないと思っていた私は、

その人の期待を裏切るまい、と思った。

そのために私は、宝石になろうと努力し始めた。

大切なのは、宝石に見せかけることではなくて、

宝石になる努力を惜しまないことだと知ったのだった。

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出典

[目に見えないけれど大切なもの]

渡辺 和子 著

PHP研究所 より