
現代人はとくに、多くのことで「相手の選択」を無視して口だしをしたり、
相手が責任をとるべきことに手を貸そうとしたり、
自分の言いなりにならない相手に勝手に腹を立てたりして、
問題を複雑にし、人間関係を悪くしています。
そばでみていると、相手の言動に不安を感じたり、心配だったりするのでしょうが、
相手がどんな状況であっても、それは相手が選択したことなのです。
そして、そのためにどういう結果が生じようと、
その責任は相手がとるべきことなのです。
あなたが手を貸して、その責任を肩代わりしようとすると、
相手は自分の責任を放棄することを学んでしまいます。
辛くても、歯がゆくても、相手は
「自分で解決できる能力がある」
と信じてください。
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出典
[人生を楽に生きるための本]
石原 加受子 著
たま出版 より
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