
自分には生まれつき何々を受ける権利があると思い込むのは、人を絡め取る罠です。
自分に対して自分で負うべき責任を
他人に転嫁させる恐れがありますし、
たいていはそんな責任転嫁は相手には迷惑なばかりです。
権利意識の塊になると、
人は腹立たしくて疲れてしまう堂々巡りの論理に閉じこめられてしまいます。
どれだけ与えられても満足できないのです。
権利意識の強い人は、
どんなに愛され尊敬され注目され、
あるいは成功や富を手に入れても嬉しいと思えません。
常にそうしたものが途切れずに自分の許にやってくるという確信が持てないからです。
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出典
[自分を信じて生きてみよう]
ソニア フリードマン 著
大和書房 より
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