西田文郎「天運の法則」

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法則 いいため話
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もしあなたがトライアスロンに興味があるとして、雑踏の中を歩いていたとする。

ザワザワした中でも「トライアスロン」という言葉が耳に入ってきたり、「トライアスロン」に関する情報にも自然と気づくことが多いだろう。

それは、脳が情報を収集しているからである。

人間の脳幹網様体というところには、「RAS」と呼ばれる組織がある。

RASについてはまだ科学的に証明されていないが、さまざまな情報の中から、重要なものだけをすくい取る役割を持っているというのが私の見解だ。

このRASが異常集中すると、普通ではありえないことが起こる。

(中略)

一度RASのスイッチが入ると、脳は異常なまでの集中力を発揮するのだ。

人間の集中力というのは、まるで超能力のようだ。

このような力は、人工知能はまだ持っていないだろう。

皆さんは、とてつもないアイデアが、突然閃いたような経験はないだろうか。

「アイデアが降ってきた」などと言って、それが偶然やラッキーだと思っている方も多いと思う。

しかし、私から申し上げると、それは単なる偶然ではない。

脳が問いかけに対して答えを出した瞬間なのである。

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天運の法則

西田 文郎 著

現代書林「元気が出る本」出版部