打つ手は無限

banner02
お金 いいため話
画像:http://publicdomainq.net

グチは自分でも気がつかないうちに生じる反射的な行動であり、グチを言っているだけであれば、新しいことをするエネルギーも必要ありませんし、新しいことに注意を向ける必要もありません。

それに対して、グチをやめようとすると、自分の置かれた状況を客観視しないといけないので、頭を使う必要が出てきます。

だからこそ、最初のうちは大変なのです。

「グチを言わない」というのは努力の産物です。

不運は不運として受け入れた後で、あきらめることなく自分に何ができるかを考え、それを実行に移す。

これは単にグチを言うのに比べると、ずっと労力を要求される知的な活動です。

しかも、周囲の人を巻き込むためには、言葉で自分の考えていることをはっきりと表現することが必要となります。

心理学の研究によれば、楽天主義者に比べると、悲観論者はボキャブラリーがずっと貧弱だそうです。

また、これは若者の場合ですが、語彙が貧しければ貧しいほど、暴力を振るう傾向にあるということも証明されています。

つまり、言葉で表現できないからこそ、相手に暴力を振るってしまうのです。

『いつもの「グチ」がなくなる本』グロスメディア・パブリッシング

《打つ手は無限》( 滝口長太郎)

すばらしい名画よりも

とてもすてきな宝石よりも

もっともっと大切なものを 私は持っている

どんな時でも どんな苦しい場合でも 愚痴は言わない

参ったと泣き言を言わない

何か方法はないだろうか

何か方法はあるはずだ

周囲を見回してみよう

いろんな角度から眺めてみよう

人の知恵も借りてみよう

必ず何とかなるものである

なぜなら打つ手は常に 無限であるからだ

( 滝口長太郎)