
もし、あなたのつくりあげた人生があなたにとってうまくいっていないのなら、
そのことに正直になる必要があります。
「これではない」という感覚は、とても力強い祈りの形です。
分離してしまった自己がまた完全に統合されたいと、熱望し苦悶しているのです。
みずからの目的とその道に戻るよう、
たましいが駆り立てているのです。
それはあなたを故郷へ戻そうとする進化の力です。
その神聖な不満足感を否定したり、無視したりせず、その叫び声に注意してください。
「これではない」とわかっているということは、
「これだ」ということがわかっているということです。
まだ言葉にはできないかもしれませんが、
あなたの内面のどこかに、それを知っている場所が生きているのです。
望まないものが何かということがわかったならば、
では、何を望んでいるのでしょう。
自分の注意を望まないものから望むものへと移したその瞬間、
あなたを達成へと導く一連の飛躍的な動きへと向かうことになります。
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出典
[「願う力」で人生は変えられる]
アラン・コーエン 著
ダイヤモンド社 より
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