
どんなに力のある人でも、
どんなに自主独立の生き方をしている人でも、
自分だけではどうにもならない状況というものが必ずある。
人にアドバイスをしてもらったり、
人に支えてもらったり、
人に助けてもらったり
しなければならないときが絶対にあるのだ。
人に助けを求めることは、一見弱さの
象徴のようにも思われるかもしれないが、
そんなことは決してない。
つまり、助けが必要なときに
誰かに助けを求められるのは、
自我の防衛機能が発達している証拠であり、
その人が弱いからではなく、
強いからこそ、できることなのだ。
自分を守る強さを持っているということなのである。
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出典
[本当に強い人、強そうで弱い人]
川村 則行 著
飛鳥新社より
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