悲しみのどん底にあるとき

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悲しみ いいため話
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悲しみのどん底にあるとき、人は弱り、疲れはて、無力感に打ちのめされています。

神に助けを求めても、なんのなぐさめも安堵も得られません。

そうやって人は悲しみのつらさと、祈りだけに頼ることの限界を知り、古い自己を捨てる道へと分けいっていくのです。

そこで心を清め、自制を学び、精神を鍛え、自制心から生まれる気高くゆるぎない力を身につけるのです。

やがて、悲しみの原因が自分のなかにあることを知り、それを取りのぞくことができるでしょう。

自立して生きていくことを学んだからには、もはや、だれかにあわれみをかけてもらおうとするのではなく、すべての人に対して思いやりを示すことができるようになります。

軽率に罪を犯したり、自責の念に駆られたりすることもなくなり、罪を犯さないですむ方法を身につけます。

数えきれない挫折によって謙虚さを知り、多くの苦悩によって鍛えられたので、誰に対しても清廉潔白に穏やかに、力強くやさしく誠実に、あわれみ深くかしこくふるまうことができるようになるでしょう。

このようにして、人は悲しみを徐々に乗りこえながら、少しずつ真理へと近づき、不変の心の平安の意味を知るのです。

その心の目は開かれ、宇宙の法則をしっかりと理解するでしょう。

そして、法則の恵みを受けて、このうえない喜びを手にするのです。

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「起こること」にはすべて意味がある

ジェームズ・アレン 著

「引き寄せの法則」研究会 訳

三笠書房より