
笑いは、人と人とを結びつける接着剤になります。
人生をあまり深刻に考えすぎると、
悩みばかりが増えて、陰鬱な気持になります。
馬鹿になれと言っているわけではありません。
そうではなくて、
「生きていると馬鹿げたことが起こるものだ、笑えるなぁ」
と思っている方が、
たとえいやなことやひどいことがあっても、
挫けずに乗り越えられるということなのです。
深刻に何かに取り組んでいるときでも、
あまり深刻にならないようにしましょう。
笑いは心の栄養剤です。
生物学者の研究によれば、
人は笑うと、脳内で、
カテコラミンとエンドルフィンの分泌が刺激され、
快い気分をもたらす神経伝達物質のレベルが上がる、といいます。
その結果、苦痛に対する体の許容量が上がり、
免疫系が強化されるのです。
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出典
[こころの温度計]
アーノルド ラザラス,クリフォードラザラス 著
PHP研究所 より
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