
こころの温度計を計ってみよう
物事を大げさに受け取って、
やたらと惨めになったり、ひどく腹を立てたりする人がいます。
どうしてそんなことになってしまうのでしょうか。
そういった人は、事を針小棒大に捕らえているのです。
些細なことを大げさに取って、
どんどん不愉快になってしまうのです。
何かいやな目にあって、カッときそうになったなら、
目盛りが0~100までついた
「こころの温度計」を使ってみましょう。
目盛り0は、ストレスのない平和な状態。
目盛り100は、生命の危険を感じるほどに、
逼迫した状態と考えます。
単に不愉快だというぐらいのことを、
我慢できないほどひどいことだと思い込むと、
本当にそう思えてきてしまいます。
私たちは一度そう思い込むと、
本当にそう感じてしまうものなのです。
感情的になりすぎたら、
こころの温度計の目盛りを調べてみましょう。
~~~
出典
[こころの温度計]
アーノルド ラザラス,クリフォードラザラス 著
PHP研究所
![]() |