「甲状腺刺激放出ホルモン(TRH)」通称「やる気ホルモン」

やる気ホルモン いいため話
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「やる気ホルモン」と呼ばれるホルモン物質がある。

正しくは「甲状腺刺激放出ホルモン(TRH)」といい、やる気が湧いているときに盛んに分泌されている。

やる気だけではなく集中力も高め、さらに新たなやる気も引き起こすという点で、非常に優れもののホルモンだ。

まずは、やる気ホルモンが脳内でどのような経路をたどり、分泌されているのか簡潔に示そう。

経路・・・・・①前頭連合野 → ②側座核 → ③海馬・扁桃体 → ④視床下部

ただしこのホルモン、多少の問題を抱えている。

というのは、いくら本人が「やる気を起こしたい」と思っても、都合よく分泌されるわけではないのだ。

経路の③にある「海馬」と「扁桃体」。

実はここで、やる気ホルモンを分泌するかしないか判断している。

判断基準は、これから実行することが好ましいことか、興味が湧くことか、好ましい報酬が得られるか、過去に快感が得られたかなど。

これらのうちのどれにも当てはまらない場合、やる気ホルモンは分泌されない。

つまり、「楽しさ」「好奇心」「報酬」などが、やる気を生み出すためには必要となる。

また、「目標」に対する成功体験など、過去における喜ばしい経験も、やる気を生み出す重要な要素の一つとなる。

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児玉光雄 著

文響社より