
ふしあわせだと思うのは、
人生が自分の思ったとおりにならないからです。
「こうなるのが当然だ、こうなるはずだ」
という期待に、すべて答えてくれる人生というのはないのですが、
私達はそうは思わず、
ただ自分は、ふしあわせな人間だという結論を出してしまいます。
すると必然的にこう考えるようになります。
「いつかしあわせになる」と。
パーフェクトな人生というものが存在すると思いますか?
「楽しい時もあれば、挫折感を味わう時もあり、
うまくいく時もあれば、失敗する時もある」、
それが人生です。
「こうなった時、私はしあわせになったと言えるのだ」
という考え方は、何だか自分自身を無意識のうちに騙しているように思えます。
“幸福行き”のバスなどないのです。
引用:人生の愉しみと成功 5つの決心
アンドリュー マシューズ 著
三笠書房
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